[23日 ロイター] – 米マイクロソフトは23日、チャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」を保有するオープンAIに追加投資を行うと発表した。米アルファベット傘下のグーグルとの一段の競争に向け態勢を整える。
マイクロソフトはブログで「人工知能(AI)のブレークスルーを加速させ、AIによる利益を世界と広く共有するため、複数年にわたる数十億ドルの投資を通したオープンAIとの長期パートナーシップの第3段階を発表する」と表明。両社はその結果得られるAI技術を商業化することができるようになるとした。
マイクロソフトの広報担当者は、投資条件についてコメントを控えているものの、一部メディアは100億ドルに達する見通しと報じている。
オープンAIはイーロン・マスク氏と起業家のサム・アルトマン氏が共同設立。マイクロソフトは2019年、同社に10億ドルの投資を実施し、その後もオープンAIのためのスーパーコンピューターを構築するなど、さまざまな形で支援してきている。
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