秋葉原のホテル「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」は1月27日より、「ゲーミングルーム宿泊プラン」を提供する。価格は1室1泊12,000円(税込)より。1室2名まで利用可能。1月26日より予約が開始された。
「ゲーミングルーム宿泊プラン」は、その名の通りPCゲーム環境が一通り揃えられた部屋に宿泊できるプラン。21平方メートルの「ゲーミングバング」と29平方メートルの「ゲーミングツイン」の2つの客室タイプが用意されており、ゲームに集中し、思う存分プレイするための部屋となっている。今回は提供開始前の内覧会に参加できたので、こちらの模様をお届けする。
【NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO】




秋葉原の駅近くにあるNOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO。落ち着いた空間が特徴的で、レストランや宿泊者用のジムスペースなどを備える。定期的にDJイベントなども開催している
理想的なゲーミング環境でプレイや配信などが可能
ゲーミングルームとざっくり言っても、一体何が用意されているのか。あえて簡単に言うなら、隅々まで行き届いた高スペックゲーミング環境だ。
設備のひとつひとつが極めてハイスペックで、ゲーミングPCにはGALLERIAのハイグレードモデル「ZA9C-R39 Z590」が用意されているほか、キーボード、マウス、ヘッドセットなどの周辺機器はほぼロジクール製品で統一されている。ただ置いてあるというわけではなく、マウスに関しては売れ筋の「G502WL」や「PRO X」など、常に数種類が用意されている。PCをはじめとしたゲーミングギアは2組ずつ用意されており、2人で楽しむことができる。

「ゲーミングツイン」部屋のゲーミング設備

実際に座ってみた様子
またヘッドセットは長時間利用に適した「G733」シリーズとプロ御用達の「PRO X WIRELESS LIGHTSPEED」を用意。製品の感覚を試しながら、より心地いいゲーミング時間を過ごしてもらいたいという狙いだ。
心地いいと言えば、最大に注目したいのが部屋に用意された椅子。これが、ハーマンミラーとロジクールGが共同開発した「エンボディゲーミングチェア」となっている。
「エンボディゲーミングチェア」は、価格にして214,225円(税込)と最高級ながら、最高の座り心地で知られるゲーミングチェアだ。販売店舗では試座を実施しているが、実際に座りながら長時間ゲームができる機会はかなり貴重。宿泊者ならではの特典と考えると、なかなかのお得感がある。
また格闘ゲームやレースゲームのために、アーケードコントローラー(HORIの「ファイティングエッジ刃」)や、レーシングホイール&6速Hパターンのシフトレバーもある。さらに配信することを意識して、ロジクールのマイク「Yeti X」とカメラ「C980」があるなど、とにかく設備が充実している。
まさに「手ぶらで最高ゲーミング体験」といった感じの部屋が、今回の「ゲーミングルーム宿泊プラン」では堪能できるというわけだ。
開放的か、秘密基地的か? 2種類の部屋タイプ
タイプの違う2部屋は、大きく違うのは広さ。設備はまったく同じだ。29平方メートルの「ゲーミングツイン」はツインベッドの傍らにゲーミング機器が置いてあり、開放的な空間のなかでゲームができる。



「ゲーミングツイン」はより開放的な空間。疲れたらふかふかのベッドで即寝できる
広さ21平方メートルの「ゲーミングバング」は、ホテルでは珍しい2段ベッド仕様。本来はツインベッドが置かれている部屋だそうだが、ゲーミング環境を置くスペースを確保するため試行錯誤した結果という。
しかしこの2段ベッドが、実に秘密基地らしい雰囲気を醸し出しているのが面白い。ゲーミング合宿所とでも言いたくなるような印象もあり、いい大人がゲームをしながら2段ベッドで過ごす姿はきっと微笑ましい限りだろう。



2段ベッドが入る「ゲーミングバング」。秘密基地的に楽しんだり、狭いほうがむしろ集中力が増す、という場合はこちらがおすすめ
たとえどちらの部屋を選んだとしても、ゲーム関連の設備そのものは変わらないのは嬉しいポイントだ。もちろん、「エンボディゲーミングチェア」も両部屋に備わっている。好みや目的によって部屋を選択するのがおすすめだ。
なおNOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYOでは今後、ホテルのスタジオやテラス、レストランなどのスペースを使用してゲーム関連のイベント開催を企画中という。秋葉原のホテルからeスポーツがどう発信されていくのか。その点でも注目のホテルだ。
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