ゲームクリエイターのNikki Kalpa氏が開発中のホラーゲーム,「They Speak From The Abyss」のデモ版がインディーズゲーム向け配信サイトitch.ioで公開されている。
Update: That extended demo is now released!https://t.co/qbkJj7ZgMz
— nikki kalpa (@TheFifthKalpa) January 27, 2023
Nikki Kalpa氏によれば,「They Speak From The Abyss」は,アトラスが2001年に発売した「真・女神転生」や,アスミック・エース エンタテインメントが2000年に発売した「眠る繭」など,初代PlayStation向けソフトにインスパイアされた一人称視点のタイトルで,古典的なダンジョンクロウラーRPGにひねりを加えたオマージュであるとのこと。タイトルには日本語で,「彼らは深淵から語る」と添えられている。
プレイヤーは,人生に迷う若い女性Vanessa Riveraとして恐ろしい深淵をさまよい,パズルを解いたり,さまざまなクリーチャーに立ち向かったりしながら,恐怖やトラウマを乗り越えていく。クリーチャーのデザインは,漫画家の伊藤潤二さんや,ホラー作家クライヴ・バーカさんの影響を受けたとのことで,ピクセルアートで描かれた悪夢のようなグラフィックスも特徴だ。物理的恐怖だけでなく,心理的な恐怖も描かれるという。
THEY SPEAK FROM THE ABYSS: Teaser Demo Trailer
2022年7月にはSteamのストアページがオープンし,カナダの2 Left Thumbsがパブリッシングを担当することを発表すると同時に,itch.ioに「ティザーデモ」(Teaser Demo)がアップされた。今回,新たに公開されたのは「拡張デモ」(Extended Demo)となっており,短い戦闘シナリオなど,多くの要素を追加したという。プレイ時間は30分から50分ぐらいだが,最終製品ではさらに多くの機能が用意される予定だ。なお,Steamのストアページにもデモが用意されているが,こちらのバージョンは分からない。
Steamのストアページによれば,現段階で日本語には対応しておらず,発売日も未定の本作だが,興味のある人はデモ版をプレイしてほしい。
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